活動ブログ

2011年12月13日

特別委員会&全員説明会

9:30から文化交流館整備特別委員会がありました。
この委員会は、羽後本荘駅前に間もなく開館となる「カダーレ」の特別委員会で、建物の引き渡しも終わり委員会としての一定の役割を終えた事から最後の委員会審査でした。
 
平成19年に設立された委員会で今日に至るまでには様々な議論があったようです。(私は議員になって2年しかならず当時の事はわかりませんが)
 
今後も周りの道路の整備の事や駐車場の問題、イベントの告知方法等々、多くの検討課題がある事が指摘されました。
 
それら課題を克服しながらみんなに愛される施設であってほしいと思います。
 
13:00からは全員説明会が開催されました。(全員協議会ではなく説明会です)
昨日急に決まった会議です。
 
案件は「本庁舎耐震化における工法変更による執務スペースの減少比較について」

全員説明会が開かれた経緯の前に私の個人的な思いですが
当初、本庁舎の耐震補強工事により工事期間中は事務スペースの半分程度を空けなければならない事と、工事終了後は全体で10%程度執務スペースが減少するとの報告を受けていました。
 
今でもけして広いとは言えない執務スペースが更に狭くなる事と総合支所の有効活用の観点から、建設部を第二庁舎へ、第二庁舎に入っている教育委員会を西目総合支所へ移動するとの事でした。
 
正直なところ教育委員会が市内の中心部から移転するのは好ましくは無いと考えていましたが仕方がないことと諦めていました。
 
ところが、耐震補強の工法が変わり(バッテンバッテンの補強の棒?柱?が建物の内部から外部へ施工される)執務スペースがさほど狭くならないとの話を聞きました。
もしかしたら教育委員会は西目総合支所へ移転しなくてもいいのでは?そんなことを考えていました。ところが当局からは一切その件についての話はありませんでした。(工法が変わったことも)
 
そんな折、伊藤順男議員が「工法変更や執務スペースに関して一切説明が無い」とのことで今議会に上程されている教育委員会が行くことによる西目総合支所の改修工事の補正予算について納得いかないとの事で本会議場そして総務委員会において質疑をした結果、今日の全員説明会となったものです。
 
伊藤順男議員と私との思いは似て非なるものかも知れませんが何か解せない点では一緒です。
 
私は教育委員会が西目総合支所に行く事はスペースの関係で仕方がない事ではなく、むしろこんなにメリットがあるのだ、といった説明を受けたい、そうであればまったく異論はありません。その説明が無いのは、やはりデメリットだらけと言う事なんでしょうか。
 
更に言えば合併特例債が5年延長になり、市長も財政もこれは大チャンスだと言っています。ならばその大チャンスを何故生かさないんだろう?

今回二億円以上の費用をかけて耐震補強しても向こう10年程度で新庁舎建設を検討しなければならいならば、いっそ今、新庁舎建設に向けて大きく舵を切るべきではないかと思う。
 
市長が「新庁舎は建てず耐震補強する」と言いきった時と今は状況が変わったのだから方針を変えたとしても誰もブレたとは言わないだろう。
 
耐震診断をすると耐震補強をしなければならないと言うルールがあるとのことだが、そのルールの為に二億円もの費用をかけ10年後には解体する。
「無駄を省く」に逆行してはいないのだろうか?
 
私の無知による知らないルールや歴史的な背景、市民感情等々、なかなかそううまくは行かないのかも知れないが、少なくとも市民の意見は私に近いところにあるように思うが。
違うかなぁ・・・?

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