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2012年08月12日

「国療跡地利活用事業」の説明のため全員協議会が開かれた

現在市では国療跡地に、2千人規模の体育館(大内にある総合体育館は540席)と防災センターの建設を予定しており総事業費は60億円程度になるとの話もある。

その説明のため「国療跡地(12万8626平方メートル)利活用事業」の説明のため全員協議会が10日正庁にて開かれた。

利活用事業に係る基本的な考え方として示された4項目。

1 平成26年9月20日を期限に、土地開発公社に対して9億2,512万を返済して、当該用地を取得しなければならない。

2 そのため、財源として合併特例債等の起債を想定するが、実施にあたっては、当該用地取得と同時に、実施設計に着手していることが求められる。

3 検討委員会からの答申内容やパブリックコメント等の意見を踏まえ、スポーツ機能・防災機能における整備すべき施設等について、市として国療跡地利活用検討計画を策定する。

4 市議会との協議時間を勘案し、国療跡地利活用計画の決定は、平成26年6月を目標とする。

この4項目の基本的な考え方の説明の後、旧国立療養所秋田病院の歴史や当該跡地用地取得に係る経緯、売買契約の概要等が説明された。

細かい私見は別掲するが、私は基本的にはこの計画には賛成するものの、
何故体育館なのか?
何故この規模の施設が必要なのか?
施設の事業効果は?
費用はいくらかかるのか?
等々当たり前の説明が少なく計画の中身があまりにも薄すぎる。
各議員からも多くの厳しい意見が出され時間をおしての会議となった。

民間企業が顧客に対してプレゼンする際はこんなものではありません。
もし本当にこの計画を進めたいのあれば(表現が変です・・)、この計画を進めるのが市民の為に絶対良いとするならば、もっと情熱を前面に出していく必要があると思う。

議員も議員で反対意見ばかりではなく、実現するにはどうすればいいのかと言う、当局よりの立ち位置での議論もすべきである。

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