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2012年02月06日

由利高原鉄道利用促進シンポジウム

「由利高原鉄道利用促進シンポジウム」が5日14:00より矢島の日新館にて開催されました。

 

由利高原鉄道 原田社長の挨拶
 
交通環境整備ネットワークの代表理事 佐藤信之氏の基調講演に続きパネルディスカッションです。
 

 
 
コーディネーター
 ・国土交通省東北運輸局鉄道部長 岸谷克己 氏

パネリスト
 ・山形鉄道 代表取締役 野村浩志 氏
 ・秋田内陸縦貫鉄道 代表取締役 酒井一郎 氏
 ・由利高原鉄道 代表取締役 春田啓郎 氏
 
コメンテーター
 ・交通環境整備ネットワーク 代表理事 佐藤信之 氏
 
パネリストの3名の社長はともに公募で選ばれた社長です。
また、全国に公募で選ばれた社長は6名おり会場に他2名もおられました。
 
今回のシンポジウムは大変勉強になる有意義なものでした。
はるばる(失礼)矢島まで雪深い中を行った甲斐がありました。

所感
・公募の社長はみな鉄道オタクであった。(モチロン良い意味です)
・公募社長は異業種参入であり第三者の見方が出来る。
・鉄道は利便性では車にかなわない(本荘→矢島 鉄道50分、車25分)
・今までの鉄道会社は「時刻表通りに運行すること」と「安全に運行すること」だけを考えており、営業や企画をする部署は存在しなかった。
・「採算が取れなければつぶせばいい」と言う発想があるが、もしこの鉄道を廃線にしたら地域は滅びていく。なぜならば、今あるものですら維持できないのに新たに何かを始めて活性化することは無理。
(市内にある第三セクターについても同様だと思った。ハッとした。)

他にも、「鉄道は文化遺産である」とか「乗って残そう」的な標語を使っているがそれは無意味、等々メモし切れないほどの情報を得た会でした。

100人以上の参加者がありマスコミ各社も来ていました。


こんなものも売っていました。

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