活動ブログ
2013年03月21日
木質バイオマスパウダー実証実験
3月18、19、21、22日、東由利の広域クリーンセンターそばの機械保管庫にて、木質バイオマスパウダーボイラーの燃焼、実証実験が行われました。
手前の銀色のタンクのパウダーが奥の緑色のボイラーへと流れます。
着火、消火もワンタッチ。温度調整も全自動。
不完全燃焼やガス欠(とは言わないか・・)、また異常燃焼の際等々、当然自動で止まるとの事です。
タンクの中。
定期的にプロペラ(?)が回りパウダーを落とします。
排気も奇麗。
燃えかすは1%との事。つまり99%燃焼します。
このボイラーは10万カロリー。
1時間の燃焼で30kgのパウダーを使用するとの事です。
着火、消火はボタンひとつ。
温度調整も全自動で灯油ボイラーと変わりません。
今回の実験は寒い地域で問題なく稼働するか、また、庫内に置いてあるパウダーの水分の含有率の変化等々も検証されているとの事で、特に問題は無いようでした。
由利本荘市でも、4つの温泉施設で導入を検討しており、豊富な森林資源を持つ本市にとって大きな期待が持てます。
ちなみに、この機械と建家等一式で約1千9百万円。
パウダーを作る為の機械がざっと1億円だそうです。
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