活動ブログ
2014年07月04日
商業高校での講話
先般の商業高校の講話の際、最後に話した事を書きます。
https://www.minatotakanobu.com/?p=4410
それは、国際教養大学の現4年生の方の話です。
秋田南高校を卒業し国際教養大学に進学したその子は(女の子です)、当然英語も堪能で大手企業への就職を目指し就活していたそうですが、湯沢市の味噌醤油醸造元「やまも」に就職を決め内定をもらい、現在インターンとして働いています。
その背景の話をしました。
やまもの現常務、次期7代目社長は、首都圏で就職していたようですが、家業を継ぐべく帰秋しました。
これからは海外へ売り込まなければとの思いで、英語が出来る国際教養大学への求人を考えたようです。
なにかのきっかけで国際教養大学で、講話?就職の企業説明会?を行う機会があり、学生に対して、これから自分はこんな会社にしたい、そして秋田の現状を何とかしたい、という思いを熱く語ったそうです。
その話に感動し、その子は就職を決めたとの事。
そしてその子は
「自分は首都圏の会社に就職するものだと思っていたが、経営者の話を聞いて考えが変わった。」
「会社説明会や面接で話を聞くのは就職担当者の人であり経営者ではない。やはり経営者の話、思いは違う」
やまものホームページには
「経営者のすぐそばで彼らの思いを感じる事ができ、自分のスキルアップができる」それがおもしろいと思うのなら、秋田の企業を視野に入れるべきではないか、と思います。 」
と、これから就活をする子にメッセージを送っています。
私は講話で、大手企業や公務員を否定するのではなく、そうした考え方もある、そして秋田にも小さい企業でも、熱い思いで経営している小さ企業はたくさんあると伝え、その門を叩くことも良いのではないか、と話しました。
子どもたちはその話に凄く共感してくれた手応えを感じました。
子どもたちへのメッセージの伝え方で、地元に残る子どもたちが増えるのでは、と感じた事例です。
ちなみにそのホームページです。
http://minzya.yamamo1867.com/?cid=22348
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