活動ブログ

2012年03月29日

岩城地域協議会

26日、岩城地域協議会が開かれた。
はじめに総合発展計画の見直しと特別枠についての説明があった

主要事業の見直しについて当局の説明によると、今までの「圧縮」から「拡大」へ舵を切ったとの事。

これは、公債費負担適正化計画に沿った財政運営への取り組み(繰上償還や低利資金への借換など)や数次にわたる国の補正予算などにより、計画以上のスピードで健全化が図られ、新たな事業展開が可能となった状況を踏まえ、昨年6月に議会全員協議会において、中期財政シュミレーションの中で新たな財源が提示されたことから、これを「特別枠」として主要事業の見直し(追加)を行うもの。
※配布資料より抜粋

国療跡地利活用事業や消防庁舎建設事業、新山野墓園整備事業などが紹介された。

その後、岩城総合支所より岩城地域の主要事業についての報告があり、来年度予定されている事業について説明があった。

主なものは
・コミュニティバス運行事業
・高城センター耐震補強工事、亀田出張所非常用発電機設置工事
・ミニデイサービス事業への支援。上蛇田、滝俣、上新谷、緑ヶ丘の4地区。
・敬老会
・道川漁港 北防波堤
・統合小学校の建設事業

質疑では
・学童センターを無料にしてほしい
現在有料だがやっぱり負担が大きい

・道川保育園 入口をはいったところの床がぶよぶよ
次代を担う子供たちを預かる施設としてあれで良いのか
海沿いであり、海抜7.2m。津波に対して大変不安だ。

・敬老会の在り方
参加者を増やす努力は?
記念品の再検討(昨年はエコバックみたいな買物袋)
敬老会対象者は1,100人→参加者は240人

・亀田ひなまつり
中止の方向で検討
矢島など他地域は企業や商店での展示が多く、日中誰か居る。
亀田は個人宅で展示をしているため、外出する際は施錠するため常時見せることができない。
仙台から来た人から苦情が来た。

・地域水産物供給基盤整備事業
将来の見通しは
平成2年から毎年数億円を掛けて進めている
今年度で北防波堤が完成

・統合小学校の北側に避難道路を作る

・統合小学校にソーラーパネルを設置し発電量が見えるように工夫する

中でも一番気になったのが道川保育園について
ある委員からの建て替えや移転を早急に検討する必要がある、との指摘に対し別の委員から「市には金がないんだし道川小学校が空くのでそっちに移転すれば良い。体育館もあるし良いじゃないか」との発言があった。
特に問題がないような意見だが、そう単純なものではないと思う。

そもそも道川小学校は耐震診断においてNGになった校舎もあり、補強するのかその部分を壊すのか。
金が無いからロープでも張って立ち入り禁止でもするのか?
そんな保育園で地域の人も保護者も納得できるはずがないし、子供も入りたいだろうか?

移転場所の候補地としては良いと思うが、校舎を使うことには賛成できない。

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