活動ブログ
2011年07月21日
消防庁舎の建設地について
昨日、岩城地域協議会が開催されました。
案件は
・本庁舎の耐震化について
・消防庁舎の建設について
・公の施設利用料の見直しについて
岩城総合支所からの報告で
・平成24年度コミュニティバスの運行計画について
・岩城総合支所のJA秋田しんせい農協岩城支店への貸付けについて
・市総合防災訓練の実施について
・(仮称)岩城松ヶ崎統合小学校の整備計画について
委員の方から消防庁舎の建設地についての質問があり
「新聞報道をみると、建設予定地の美倉町を議会で駄目だ、としたようだが、その経緯と議員としてどう思うか」との質問がありました。
そう取られても仕方がない報道でありましたが、現時点で、議会で美倉町は駄目だ、と決定した事実は無い旨を伝え、経緯と私見を述べました。
議員へは3月8日の全員協議会で詳細の説明があり、様々な質疑応答の後、概ね、美倉町が良いのではないか、と言った雰囲気で閉会になったように記憶しています。
全員協議会は決を採るような会ではなく、言わば説明会であることは周知のとおりです。
その3日後の11日に大震災がありました
被災地の状況を改めて言うまでもありませんが、この震災の状況を見て誰もが「建設予定地はこのような震災があった際大丈夫なのか」と考えました。
当然その後の説明会の際は、その話があるだろうと思っていました。
ところが6月の全員協議会に於いて、その事には特に触れず、どんどん進めようとした感があります。
たぶん他意はなく、言葉足らずであったと思いますが、それがことの起こりと思います。
私見ですが、説明の冒頭、
今回の震災を受けて、再度、美倉町が建設地として適当なのか安全なのかについて協議検討した。
有識者の意見も伺った。
他の候補地とも再度検討した結果、様々な観点からやはり美倉町が適地と思われる。
と言った話から入れば、今回の状況は、また違った方向に向かっていたように思います。
が、有識者の話も聞いていなかったようですし、津波や地震に対して計画の見直し(場所と言うことではなく建物の設計等々)など3月8日の説明とは異なった協議検討はされるべきであります。
議会では、それが十分ではなかったと判断したと言うことであり、美倉町がNGになった訳ではなく、協議は継続中だと認識しています。
消防関係者の皆様は、厳しい意見も真摯に受け止め懸命に努力されておられますし、津波だけに捉われず、救急需要が圧倒的に多い事も考慮し、建設後のまちづくりも視野に入れ早急に結論を出すべきと思います。
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